歴を活用して開運②

 暦の中で、古くから伝わる「選日(先日)」は様々な人生上の決定や


判断をする時に「六曜」と合わせてみます。


 これからご紹介するのは、比較的良い意味合いのものです。



  天恩日(てんおんび)


   天の恩恵によりなにの支障も怒らず、婚礼、開店、事業創立


   拡張に最良の日。




  神吉日(かみよしび)


   万事神事に関する事は吉。祭礼、お宮参り、婚礼、地鎮祭


   棟上げ式、厄除け祈祷、神棚作り等に良く、天恩日と似た


   珍しい大吉日。




  大明日(だいみょうび)


   天地に精気がみなぎり、隅々まで太陽が照らすという吉日。


   よろず吉事、建築、移転、旅行などが特に良い日。



  鬼宿日(きしゅくび)


   最上の吉日で、名誉、長寿と関係の深い日なので、


   長寿を祝う日に最適。




  母倉日(ぼそうび)


   天赦日同様の吉日で、特に婚礼には大吉祥日。


   六曜でいえば「大安吉日」と同じ。




  天赦日(てんしゃび)


   天が赦すという日。何をやっても良い吉日。


   棟上げ、婚姻には大吉。




 ただし、注意してほしいのが「不成就日」や「三隣亡」などが

重なった日は「大安」などの良い日でも打ち消されてしまい

ますので「不成就日」や「三隣亡」の日も見落とさないように

注意が必要です。



/凶 一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)


     一粒の種をまけば万倍にふえるという吉日。商売はじめや


     開店、祝い事やプレゼント等に金銭を出すには吉。


     反面、増えて多くなる意味から、人から借金したり、物を


     借りるのは凶。



  不成就日(ふじょうじゅび)

   物事が成立しない凶日。結婚、開店、棟上げ日、命名、移転、

   契約事、願い事凶。


  三隣亡(さんりんぼう)

   十二支の活動が凶変する日。普請、棟上げ日には大凶日とされ、

   災いを近隣まで及ぼす日。


歴を活用して開運② / 監修 島袋千鶴子先生


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