布袋様とはどんな神様なのか?七福神の一神として知られる布袋様について徹底紹介!

 


【七福神として欠かせないと言われる「布袋様」ってどんな神様なのか?】

「布袋様」といえば、日本においては七福神の一人であり、福をもたらす神様として絶大な人気を誇っています。

肥満体の神様ではありますが、その柔らかい表情もあってか、広い度量や円満な人格であり、その名前の由来となった大きな袋は富の象徴として「富貴繁栄」を司ると考えられています。

では、実際には「布袋様」がどんな神様で、どのような伝説があるのか、七福神の一神として知られる「布袋様」について徹底紹介していきたいと思います!


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【驚愕の事実!なんと「布袋様」は実在する人物だった!】

神様というのは、基本的に最初から神様であるわけで、人を超越した不思議な力を宿した存在です。

しかし、実は「布袋様」は実在する人物であり、9世紀から10世紀頃に今の中国を生きた仏教の僧侶だったのです!

「布袋様」の本当の名前は「契此(かいし)」と言い、お寺でずっと修行をしていたのではなく、いろいろ旅に出ていた僧侶だったそうです。

実在していたとするならば、さすがに大きな布袋は持っていなかったのでは?と思ってしまいますが、大きな布袋を持っていたのは本当のお話です。

大きな袋を常に持っており、施しを受けたものを大きな布袋に入れていたというから驚きですね。

また、もう一つのトレードマークである柔らかい表情についても、契此僧侶は素直な気持ちの持ち主であり、周りの人々を満ち足りた気持ちにさせたという逸話がありますので、表情もイメージ通りということになります。

大きな布の袋を常に持っている僧侶ということから「布袋様」という俗称で慕われたというのは、「布袋様」の人柄を表しているようにも感じられますね!

【「布袋様」にまつわる数々の伝説とは?】

実在した「布袋様」ですが、僧侶として生きていた頃から、数々の伝説を残してきました。

もちろん実際にそうだったかは今となってはわかりませんが、伝説が多いということは、それだけ偉大な人だと認識されている証拠とも言えますね。

それでは、「布袋様」にまつわる伝説を幾つかご紹介しましょう!

『伝説①:「布袋様」は冬でも寒くならない結界がある!』

最初にご紹介するのは、「布袋様」の薄着とも言える恰好についてです。

神様というのは、実にいろいろな格好をされていますが、その中でも特に「布袋様」は薄着であることで有名です。

「布袋様」の絵や像を見てみても、どの「布袋様」も薄そうな布を一枚身にまとっているだけなのです。

実際に僧侶としていろいろな旅をしていた時も、格好は変わらず薄そうな布一枚だったそうです。

雪がしんしんと積もるような場所であっても、特にたくさん着込むこともなく、平然と悪天候の中を旅されていたそう。

伝説によれば、雪景色の道端で横になって休んでいた時、周りは白銀の世界であったにも関わらず、「布袋様」の周りは雪が積もっておらず、ましてや「布袋様」の身体にも雪が積もっていなかったそうです。

まるで「布袋様」の周りに結界が貼られていたかのようであったため、これが「布袋様」が薄着でも平気な理由なのではないか?と考えられているのです。

このことから、「布袋様」には悪い力を跳ね返してくれる力があると信じられていますね。

『伝説②:「布袋様」は亡くなった後も旅を続けていた!』

「布袋様」は生まれた年はわかっていませんが、亡くなった年は916年と言われています。

もちろん契此僧侶は人間でしたから、数々の旅で人々を幸せにしながら天寿を全うされたということですね。

しかし、なんと驚くことに亡くなったとされる年以降も、亡くなった場所から離れたところで「布袋様」の目撃証言が次々と報告されたのです。

その目撃証言を集めてみると、明らかに亡くなった後に目撃されているばかりか、同じ時期に全く違う場所で複数目撃されていることもわかったのです。

この伝説には、実際に「布袋様」は亡くなっておらず、ひっそりと旅を続けていたという説もあれば、死後すぐに神様となり、困っている人や貧しい人を救っていたという説もあり、どれが本当なのかはわかりません。

ただ一つ言えることは、「布袋様」はいつだって困っている人を救うことを止めなかった神様であり、人々から尊敬されていた神様であるということです。

僧侶であった時代からこれだけの伝説を残しているわけですから、人々の信仰の対象となるのは自然のこととも言えますね。

【「布袋様」の不思議!「大きな布袋」の中には何が入っている?】

冒頭で、「布袋様」は契此僧侶だった頃は、施しを受けると大きな布袋に入れていたとお伝えしました。

しかし不思議なことに、「布袋様」が大きな布袋の中から何かを取り出したところを見た人はおらず、また誰かに袋の中身を見せることもなかったと言います。

一度だけ民衆から大きな布袋の中に何が入っているのか尋ねられたことがあるそうですが、その時は「人々に分け与えるための幸運が入っています」とあの柔らかい表情でお答えになったとか。

とても素直な方だったと言いますから、それはきっと嘘ではなかったのでしょう。

重要なことは、「何が入っているのか」ではなく、「入っているもので何ができるのか」を「布袋様」は常に考えていたことではないでしょうか。

これらの伝説は、やがて海を渡り、日本にやってきました。

日本は縁起の良いお話は大好きですから、「布袋様」の伝説はあっという間に日本中に知れ渡り、江戸時代頃には七福神の一人として登場するようになるのです!

【「布袋様」がもたらしてくれるご利益とは?】

七福神の一人として信仰を集める「布袋様」ですが、一番のご利益は「富貴繁栄」です。

具体的には、

・金運の上昇

・出世運の上昇

・生活基盤の安定

・良好な人間関係の構築

などが挙げられます。

お金にまつわる要素が強い印象がありますが、人間お金だけでは生きていくことはできません。

家族との繋がりに関わる「生活基盤の安定」や、いろいろな人との出会いに関わる「良好な人間関係の構築」においてもご利益があるので、困った時は「布袋様」に頼ってみるのも良いかなと思いますね!


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